盛会のうちに終了いたしました。

この度、日本腎臓学会 若手基礎研究フォーラム2023「腎臓基礎研究のススメ」にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。この場をお借りしまして、ご参加されました皆様方に心より感謝申し上げる次第でございます。

 

おかげさまをもちまして250名近いご参加と16名の若手研究者による最新の腎臓基礎研究のデータをご発表いただきました。どのご発表も本当に素晴らしく、それぞれ熱意溢れる議論もいただきましたことから、このような学術集会を続けていくことが、日本の腎臓研究のさらなる発展と活性化につながるものと改めて確信いたしました。厳選な審査により、滋賀医科大学・霍田裕明先生、信州大学・青村大輝先生、京都大学・山田 龍先生、筑波大学・藤野三法先生、東京慈恵会医科大学・松井賢治先生、東京医科歯科大学・松木久住先生の6名に優秀発表賞が授与されました。誠におめでとうございます。

 

さて、今回は2024年2月に開催予定の「第一回 日本腎臓学会 若手基礎腎臓フォーラム」のプレ会として企画しましたが、運営は私の教室員が全てを行った手作りの会でございました。そのため、多くのご参加の皆様にはご迷惑をおかけしましたことをこの場をお借りいたしまして、お詫び申し上げる次第です。一方で「第一回 日本腎臓学会 若手基礎腎臓フォーラム」(私たちは「本会」と呼んでおります)は、日本腎臓学会が今後、毎年開催していく新しい学術集会として位置付けられ、第一回目を2024年2月10日(土)に東京での現地開催を予定しております。今回以上に充実した若手の発表と有意義な議論が展開されることを確信しておりますので、引き続き、皆様のご支援とご参加を賜りますようお願い申し上げます。

 

最後に、今回のプレ会の成功に向けてご尽力いただいた皆様にこの場をお借りいたしまして心より御礼申し上げます。演者や座長やご評価いただきました先生方、特に企画全般をお願いしました東京大学・稲城先生、金沢医科大学・古市先生、滋賀医科大学・久米先生(勝手に私も含めて四人衆と呼んでおりますが、、、)、献身的なご協力、本当にありがとうございました。そして、運営等にご協力頂いたスタッフと何よりもご参加いただきました皆様に深く感謝申し上げる次第でございます。引き続き、皆様と共に腎臓基礎研究の新たな成果と知見を共有できますことを楽しみにしております。

 

西山 成(香川大学医学部薬理学)

日本腎臓学会 若手基礎研究フォーラム2023 大会長

受賞者のご紹介

1-1 フルクトース過剰摂取が及ぼす糖尿病性腎臓病(DKD)進行に関わる分子メカニズムの解明
霍田裕明(滋賀医科大学 糖尿病内分泌・腎臓内科)

1-4 近位尿細管のPPARα欠損が腎臓病進展機序と全身性代謝に与える影響について
青村大輝(信州大学医学部 腎臓内科)

3-4 細胞周期静止期描出マウスを用いた生体内における老化細胞の新規検出法の確
山田 龍(京都大学 腎臓内科学)

4-2 新規腎心連関疾患関連遺伝子としての転写因子c-Mafの重要性
藤野三法(筑波大学 解剖学発生学研究室)

4-3 安全かつ高効率なネフロン前駆細胞除去システムのマウスモデルでの検証
松井賢治(東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科)

4-4 慢性腎臓病の脳プロテオーム解析から尿素による活性化マトリックスメタロプロテアーゼ-2を介した血液脳関門破綻と不溶性タウ蛋白質の蓄積が明らかになった
松木久住(東京医科歯科大学 腎臓内科学分野)

会長ご挨拶

Akira Nishiyama(Kagawa univ.)
西山 成(香川大学)

香川大学医学部薬理学教室 教授
本会 会長
日本腎臓学会は、若手の基礎研究者のための育成を目的として、新たに褒賞制度「優秀若手基礎研究者賞(仮称)」を設定し、候補者選考会として「第一回 基礎腎臓フォーラム(仮称)」を2024年2月に東京で現地開催する予定です。この度、これに先立ち、2023年の単年度に限ったプレ会として、若手による基礎研究の発表コンペティションを完全オンラインで実施させていただくこととなりましたので、ここにご挨拶申し上げます。

昨今、日本の基礎研究力の低下が大きな問題として指摘されております。また、社会状況の変化により、サポートを受けた若手研究者育成のためのコンペティション形式の研究会の開催が困難となって参りました。そこで、柏原直樹 前理事長と南学正臣 理事長のリーダーシップのもと、日本腎臓学会は若手基礎研究者に対する新たなる褒賞制度を設け、それに対するコンペティション形式の学術集会の企画を進めております。 

8月に開催する「基礎研究フォーラム2023」は、新たな褒賞制度「優秀若手基礎研究者賞(仮称)」の選考会として2024年2月に開催予定の「基礎腎臓フォーラム(仮称)」のプレ会として、完全オンラインで開催いたします。なお、今回実施しますプレ会での受賞者は、上記の「優秀若手基礎研究者賞(仮称)」への応募も可能です(応募基準を満たす場合)。

 日本腎臓学会が目指す「若手の基礎研究者の育成と未来の腎臓病学リーダの育成」に特化した活動に対し、このような形で関わる機会を頂戴しました関係者の皆様には心より感謝申し上げますとともに、是非と多くの基礎研究発表のご応募と皆様のご参加をお待ち申し上げる次第でございます。何卒ご協力賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 

「基礎研究フォーラム2023」大会長
香川大学医学部薬理学 西山 成

開催概要

会議名称
日本腎臓学会 若手基礎研究フォーラム2023
公式ホームページ:https://jsn.netmedical.jp/
テーマ
腎臓基礎研究のススメ
会期
2023年8月26日(土)
開催形式
完全WEB開催
(Zoomウェビナー)
大会長
西山 成
(香川大学医学部 薬理学 教授)
事務局長

北田 研人
(香川大学医学部 薬理学 助教)

学会事務局
香川大学医学部薬理学教室 内
〒761-0793 香川県木田郡三木町池戸1750-1
TEL: 087-891-2125  FAX: 087-891-2126
運営事務局

日本腎臓学会基礎研究フォーラム2023運営事務局
有限会社電マーク内(担当:納田)
〒760-0004
香川県高松市西宝町1-16-13

Email:jsn@netmedical.jp
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

日程表・プログラム

プログラム(案)・スポンサードセミナー案内状 ダウンロード
本会では、pdf形式でのプログラムブックを公開いたします。(公開時期:2023年8月上旬予定)

紙媒体での抄録集の発行はございませんので、予めご了承ください。

演題募集

演題募集を締切ました。
多数のご応募をいただきありがとうございました。

演者・座長・参加者の皆様へ

座長・演者の皆様へのご案内。

座長・演者の皆様へのご案内文章をアップいたしました。

当日、ご登壇の先生方は、ご確認ください。

発表時の利益相反(COI)の開示

・発表内容に個人が特定できるような表現(イニシャル等)が無いようにご注意ください。利益相反について

・発表の際に利益相反自己申告に関するスライドを必ず入れてください。

詳細は医学研究の利益相反(COI)に関する共通指針の細則、開示方法をご参照ください。
URL:https://jsn.or.jp/jsninfo/about/regulations/COI_guideline_saisoku.pdf

スライドは下記よりダウンロードしてください。

研究倫理・医療倫理に関する研修会受講について

発表者は、研究倫理・医療倫理に関する研修を受けていることが要件となっております。発表の際にはCOI自己申告書のスライドに「研究倫理・医療倫理に関する研修を受講しました」と記載してください。

URL:https://jsn.or.jp/jsninfo/about/regulations/page06.php

※領収書については、参加申込及び参加費決済を運営事務局が順次確認後の送付となるため、2~3営業日いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

単位取得について

日本腎臓学会腎臓専門医資格更新のための単位 5単位が付与されます。
学会事務局にて聴講記録を確認した上で付与いたします(指定セッションはありません)。

各種お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせにつきましては、下記フォームにご入力ください。
内容を確認後、学会事務局、もしくは運営事務局より追ってご連絡させていただきます。
内容によっては、ご回答までにお時間を要する場合がございます。
予めご了承ください。
フォームから送信された内容はマイページの「フォーム」ボタンから確認できます。
送信したメールアドレスでお知らせ配信に登録する
送信
利用規約・プライバシーポリシーをお読みの上、同意して送信して下さい。

リンク